『BBC』は17日、「トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールは、レアル・マドリーから放出されたのは家族のせいだと批判した」と報じた。
かつてアーセナルやマンチェスター・シティ、レアル・マドリーなどでプレーしたアデバヨール。現在はトルコのイスタンブールBBに所属する。
彼は2011年にシティからのローンでレアル・マドリーに移籍したが、買い取られることなく返却されている。
その理由はなんと家族からの手紙が一因だったとのこと。アデバヨールは以下のように話し、もはや親族とは連絡をとっていないと明かした。
エマニュエル・アデバヨール
「レアル・マドリーに残るために全力を尽くしたが、亡くなった兄弟のせいでそこに留まることが出来なかったんだ。
彼はクラブに手紙を送ったんだ。家族からのものだとしてね。アデバヨールを残すべきではないと。
だからレアル・マドリーが僕を残さなかったとは言わないよ。しかし、それは原因のひとつになった可能性がある。例え10%であってもね。それは大きい。
今、僕は違った人間になった。あの母が、変わるチャンスを与えてくれたってことだ。彼女に十分な感謝や敬意を持つことは、もはや不可能になっている。
僕は今や家族と話すことはない。彼らは、僕が正しい仕事をするための助けにならないからだ。
彼らが何を頼んできても知ったことではない。僕自身に気を使うべきだ。僕のカネにではなくね。
血は水より濃いものだが、なぜ彼らは僕を気にしないんだ?カネだけを気にするんだ?
問題はぶら下がっている。しかし僕は幸せだ。何があろうといつだって幸せだ」
アデバヨールは以前から家族との関係が悪いことを明かしており、かつては「呪術をかけるな」と母を批判していた。