9月11日、『London 24』は「ウェストハム・ユナイテッドの監督を務めているスラヴェン・ビリッチ氏は、トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールの獲得に失敗したのはトッテナムとの合意が形成できなかったためだと話した」と報じた。
今夏クリスティアン・ベンテケをリヴァプールに放出したアストン・ヴィラは、その後釜としてトッテナム・ホットスパーのトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールを獲得しようと試みていた。
移籍はかなり近づいていると言われていたものの、最終的には実現せず。この理由について、一部メディアでは「アデバヨールがトーゴの牧師に相談し、その結果移籍しないことを決断した」とレポートが行われていた。
しかしスラヴェン・ビリッチ監督はこれらの交渉の内容について明かし、選手本人は全て了承していたものの、トッテナムとの契約の問題で合意に至らなかったと話した。
スラヴェン・ビリッチ
(ウェストハム・ユナイテッド監督)
「彼はサインしなかった。我々は話をしていたが、それは交渉ではなかった。なぜなからそういう状況だったからだ。私は彼と話したかった。
我々は1時間彼と話していたし、アデバヨールはこちらに来ることを了承していた。しかし最終的にはそれは起こらなかった。なぜなら、トッテナム・ホットスパーとの契約条件の問題だ」
なお、アデバヨールがトッテナムで受け取っている給与は週10万ポンドであると言われており、その支払いの割合で合意に至らなかったものと考えられている。