『Le Xpression』は31日、「ASMオランの監督を務めるサーラム・ラウフィ氏が、スタジアムに駐車場でファンに刺された」と報じた。
事件が発生したのは金曜日、ASMオランの本拠地であるスタッド・ハビブ・ブアクルの駐車場。
開幕を来月に控えたチームは、本拠地で練習を行う予定となっていた。しかし駐車場に選手や監督が到着したところ、そこで不審者の集団に襲撃されたとのこと。
標的となったのは監督のサーラム・ラウフィ氏で、彼は不審者によってナイフで刺されることとなり、腎臓を損傷する大怪我を負ったようだ。
その際に選手たちは暴行を止めようとしていたものの、催涙ガスの噴霧を受けたため介入に失敗しているという。
幸いにして病院に運ばれたサーラム・ラウフィ氏の命に別状はないことが確認されている。
しかも報道によれば、この襲撃にはクラブのディレクターが関わっている可能性があるとのこと。
この日の午前中にはサーラム・ラウフィ氏と口論していたことが確認されており、ディレクターが襲撃のメンバーに入っていたとも…。
ASMオランは1991年にアルジェリアリーグ2位になったこともあるクラブであるが、昨季は1部で最下位となり降格している。