現在、プレシーズンツアーでアメリカを訪れているバルセロナ。
そのバルサの会長ジョゼップ・バルトメウ氏が、『New York Times』のインタビューで様々な問いに答えた。
そのなかには、カンテラを巡る質問も。先日、元バルサのチャビ・エルナンデスが、カンテラ上がりでトップチームに定着する選手が不足しているとクラブの現状を批判した。
これに同意するかと問われると、バルトメウ会長はこう答えたという。
ジョゼップ・バルトメウ(バルセロナ会長)
「No、No。問題はチャビ自身なんだ。イニエスタ、レオ・メッシ、それらの選手たち自身さ。
選手になるのは非常に難しい。目の前にメッシやネイマール、チャビ、イニエスタ、ブスケツ、ピケといった選手たちが立ちはだかっていた時にはね。
非常に難しいよ。チャビは15年間もトップチームにいた。
その15年が意味するのは、チャビと同じポジションでプレーしていた15人の少年たちがクラブを去らなければならなかったということだ。
今イニエスタは16,17年になるだろう。非常に難しい(問題)なのさ。
メッシについて?誰がNEWメッシになるんだい?
別の選手がメッシになるのかもしれないが、彼らは我がクラブを去らなくてはならない。(結局NEWメッシになるのは)不可能だからね。
チャビは『ゴー・スローリー』と言ったが、問題はチャビ自身なのさ!彼が問題を作り出した。
イニエスタやピケもね。彼ら自身が問題を作り出したんだよ」
チャビらが偉大であるがゆえに若手にチャンスが巡ってこなかったとの見解を口にしていたようだ。