『Talksport』は31日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、選手の契約について語った」と報じた。
今季限りでメスト・エジルとアレクシス・サンチェスの契約が満了になる状況となっているアーセナル。
また、オックスレイド=チェンバレンやウィルシャー、キーラン・ギブスらも同じく契約最終年度となっており、今後の動きが注目されている。
ヴェンゲル監督は彼らの契約について以下のように話し、契約解除を狙う選手は今後増えてくるはずだと予測した。
アーセン・ヴェンゲル
「私が思うに、将来的にはもっと増えるだろうね。選手が契約満了まで持ち込もうとする形が。
なぜか?それは、取引の金額がますます高くなっているからだ。平凡な選手であってもね。
誰もその額を支払おうとする者がいないから、選手は契約満了を狙っていく。それが求められるようになるだろうね。今後10年間で、それが普通のことになるだろうと確信しているよ」
(それは問題になるか?)
「そんなことはない。それが理想的な状況だと思うよ。誰もがそうするべきだ。
サッカー選手であれば、契約の最終日まで仕事をするべきだ。残りが1年であるか、2年であるか、それで何が変わる?ピッチに出ればプレーしたいし、良いところを見せたいものだ。理解できないね。
試合前にドレッシングルームで座って、『ああ、僕は1年でここを去る…今日はいいプレーが出来ないだろう』と。そんなことがあると思うかい?
サッカー選手であれば、プレーしたい。出来る限りうまくやりたい。それに契約の長さが関係するのか?」
(エジルとサンチェスの契約は?)
「もし選手が他のクラブと交渉しているとしても、問題はない。それに驚くほうが不思議である。私にとっては通常のことだ。
全ての状況が異なっている。契約が終わろうとする選手を持つこともある。こちらが延長したくない選手もね。それは少し違うことだ。
誰もわからない。サンチェスがここで契約を延長するのかどうかはね。
私の状況は、選手の状況に影響を与える可能性がある。ただ、ある選手の状況が他の者に影響を与えることはない」