『ANSA』など各メディアは1日、「ローマのメトロニア門にあるフランチェスコ・トッティの壁画が汚された」と報じた。

メトロニア門は古代ローマ時代の遺跡であるアウレリアヌス城壁にある場所で、西暦275年頃に作られたと考えられている。

街の象徴の1つである場所には、今季現役を離れることが決まったローマの「王子」ことフランチェスコ・トッティの壁画が描かれた。

そこには「A difesa di un amore aeterno」(永遠の愛を守る)と書かれており、英雄を称えるものとなっている。

6月にはその壁画に白いスプレーで落書きが行われたもののその後修復され、フランチェスコ・トッティ自身がそこにサインも入れた。

ところが今回再びその壁画に落書きが行われ、今度は黒いスプレーでトッティの姿が塗られた他、『Totti Mafia Capitale』(トッティは首都のマフィア)とメッセージが書かれていたとのこと。

ローマの同じ街にはラツィオとというライバルクラブがあり、決してトッティを支持する者ばかりではない。英雄の壁画とはいえど、これは「いたちごっこ」になりそうである。

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