『Washington Post』は5日、「イランサッカー協会は、イスラエルのチームと対戦したマスード・ショジャイー、イフサン・ハジ・サフィを非難した」と報じた。

彼ら二人は現在ギリシャ・スーパーリーグのパニオニオスに所属しており、3日に行われたヨーロッパリーグ予選のマッカビ・テル・アヴィヴ戦にフル出場した。

ショジャイーとハジ・サフィは二人とも右手首にイラン国旗のカラーが入ったリストバンドを付けてプレーしていた。

しかし、この行動に対してイランサッカー協会は「強く非難する」と声明を発表するとともに、メディアも「恥を知れ」と批判した。

イランでは選手にイスラエル人となんらかの行動をすることを禁止しており、それはルールで決まっている。

昨年のリオ五輪では柔道競技でアリレザ・ホジャステーが棄権しているが、これはイスラエル人選手と対戦する可能性があったからだと言われている。

ショジャイーとハジ・サフィはイラン代表でも中心的な存在となっている選手であるが、この行為に対しては「ワールドカップの出場停止も含めて」かなり重い処分が与えられる可能性があるとのこと。

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