かつてバルセロナの中盤に君臨したチャビ・エルナンデス。稀代のコンダクターだった彼の後を継げる者はなかなか現れない。
そのなかで、後継者になれる存在として注目されているのが、ニースのコートジボワール代表MFジャン・ミカエル・セリだ。
セリは1991年生まれの26歳。168cm65kgという体格、センスのある身のこなしやパスの付け所など、チャビとの類似点は少なくない。
そんななか、『Eurosport』に対するインタビューでチャビ本人がセリについて語った。
チャビ・エルナンデス
「(ニースのセリを知ってるかな?僕らは彼を…チャビと比較することさえあるんだ!)
“アフリカのチャビ”というニックネームを持ったニース選手のことを聞いてから、彼のことをしっかりチェックしているよ。
沢山の試合やビデオを見た。(それまで)彼のことを知らなかったから、幻覚を覚えた。中盤であんな才能を持った選手をしばらく見ていなかったからね。
ショートパス、ロングパス、戦術的インテリジェンス、遠目からのシュート、パーソナリティ、ゲームのオーガナイズ、魔法のようなラストパス、『なんてこった!』だね。
バルサでもうまくやるだろう!中盤のどこでもプレーできる。
セリはファンタスティックだ。
(彼のような選手を)バルセロナでは『バルサのDNA(がある)』と呼ぶんだ。それには少しの疑いもないね。
(彼は試合前にあなたのビデオを見るのを知っている?)
本当なのかい?(笑)。名誉なことだね!
バルサが契約することを願っているよ。そうしなければ来年には2倍の価値に跳ね上がっているだろうからね」
セリがバルサのDNAを持っているのは間違いないと断言!それにしても、本当にここまで言ったのかというくらいの絶賛である。