7月に来日し、大宮アルディージャ戦で華々しいJ1デビューを飾ったルーカス・ポドルスキ。
しかしその後の3試合ではゴールがなく、チームも3連敗。ネルシーニョ監督も解任になっている。
そんなポドルスキだが、ここまでの4試合ではあるデータが一貫しているという。
これまでに記録した「走行距離」を見てみると…
第19節 大宮アルディージャ戦
出場:90分
走行距離:8.619km
※この試合に90分出場した7選手の中では最も短い
第20節 柏レイソル戦
出場:90分
走行距離:8.742km
※この試合に90分出場した13選手の中では最も短い
第21節 鹿島アントラーズ戦
出場:76分
走行距離:7.126km
第22節 FC東京戦
出場:90分
走行距離:8.795km
※この試合に90分出場した14選手の中では3番目に短い
その全てで、走行距離が9km以下だったのだ。
Jリーグデビューとなった大宮戦では8.742kmをマークしているが、これはこの試合で90分間出場した選手の中では最も低い値であり、Jリーグ全体でもアルビレックス新潟DF大武峻に次ぐ数値だ(大武は8.538km)。
第20節に記録した8.742kmも、リーグ全体で見ると下から数えた方が早い値である。
1選手の平均値を求めるのは非常に難しいが、1試合における1チーム平均の走行距離は111.955kmである。これを11人で割ると10.177kmになるが、ポドルスキの走行距離はこれと比較しても大きく下回っているのが分かる。