天皇杯で快進撃を続ける筑波大学。
大学のサッカー部でありながらこれまでY.S.C.Cやベガルタ仙台、アビスパ福岡といったJクラブを次々に破っており、ついにはベスト16にまで勝ち進んだ。9月20日(水)には準々決勝をかけ、大宮アルディージャと対戦する。
そんな筑波大学を『スカパー!』が取材。
同局で放送されている「スカサカ!ライブ」で、蹴球部の強さを支える「パフォーマンス局」について特集された。
筑波大学蹴球部のパフォーマンス局は、科学的なアプローチでチームを強化する戦略室。
2014年、小井土正亮監督が監督の就任と同時に設立され、スカウティングやフィットネス、栄養管理などを選手自身が分析、考案している。
以下の9部門で構成されている。
データ班
ゲームアナライズ班
ビデオ班
メンタル班
グローバル班
トレーニング班
フィットネス班
ニュートリション班
ホペイロ班
およそ160名の部員のうち70名がパフォーマンス局は在籍しており、トップチームでの出場がない選手も、こうした形でチームの強化に貢献しているという。
驚くべきはその細かさで、例えば小井土監督から「こういう映像が欲しい」というリクエストがあれば、すぐさま取り出されるようにビデオ班が世界中のプレー映像をタグ付けし、まとめているのだという。
プロの世界ではこうしたスカウティングを選手自身がやるのは稀だが、「研究」を本職とする大学生だからこそ可能なことなのかもしれない。
この研究室を取り入れた小井土監督も、番組の中で「ピッチの外でもサッカーのことを考えること。自分なりにアウトプットする作業というのはどの年代でもやるべきこと」と話している。
詳しくは『スカパー!』が配信している映像と、「スカサカ!ライブ」のリピート放送で!