今夏、ミランとの契約交渉がこじれ、一時は泥沼状態に陥ったGKジャンルイージ・ドンナルンマ。
ただ、その後契約は2021年まで延長されることになり、一件落着となった。その彼が『Corriere della Sera』でこの夏の出来事について語った。一部を抜粋してみる。
ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミランGK)
「正直、U-21欧州選手権でドル札(偽札)が投げられたことには気付いてもいなかったんだ。
叫び声は聞こえたよ。でも、そのことが分かったのは、試合が終わって映像を見た時だった。
うろたえたよ。あの時はただEUROに集中したかっただけだった。僕が裏切ったとファンたちが感じたことは残念だったね」
「多くのオファーがあったと認めるよ。(そのうえで)自分がホームだと考えているところに留まるために多くのことを諦めた。
当時の僕はただU-21欧州選手権に集中したかった。自分は18歳で、あの瞬間が自分のキャリアにおいて決定的なものになりえるかもね。
もっと多く稼げたけど、金の問題じゃなかった。
EURO中は僕の決断にむちゃくちゃなカオスが噴出していて、本当につらかった。
パリ・サンジェルマンやレアル・マドリー?
正直なところ、他のいかなるクラブのことも考えてはいなかった。自分はミランだけに注力していたんだ」
より好条件のオファーもあったと認めつつ、問題は金じゃなかったと断言していたようだ。
ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミランGK)
「金のことなんて一切考えていなかったと言っておくよ。
僕は自分の人生を家族やガールフレンドと一緒にくつろぎ楽しみたかった。金は二の次さ」