先週末に行われたJ1第24節。
ジュビロ磐田はホームにヴィッセル神戸を迎え、ルーカス・ポドルスキに先制ゴールを許しながらも2-1で逆転することに成功した。
そんなこのゲームで、 決勝ゴールを沈めたのは在籍通算10シーズン目の松浦拓弥。
華麗なフリーキックで神戸ゴールを陥れたのだが、その直後のシーンが話題だ。
※03:26から
フリーキックを直接突き刺した松浦は、一目散に磐田のベンチ前へ!すると名波浩監督やチームスタッフと抱き合い、そこに他の選手たちもやって来て大きな「輪」になっていた。
この試合ではアダイウトンのシュートが渡部博文のハンドでノーゴールになるという、磐田にとっては受け入れ難い判定もあった。それゆえ、松浦としても途中出場での起用に応えたかったはず。
中村俊輔は磐田加入時、「得点後に選手と監督が一緒になって喜ぶ磐田のようなチームはない」と述べていたが、まさに磐田の団結力を感じさせるようなシーンであった。
試合後、名波浩監督は「こういうゲームを逆転で、しかも(中村)俊輔がいないゲームでFKが決勝点。これほど痛快なことはないですし、国際Aマッチデーの2週間、また気持ちよく過ごせます」とコメント。
また、「こんな展開になったので、絶対に負けたくないという気持ちをベンチ、上で見ている選手たち、もちろん俊輔も感じてくれたと思う」と続けている。
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