ベンフィカは31日、「インテルからブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザを獲得した」と公式発表した。
契約は1年の期限付きで、手数料はおよそ170万ユーロ(およそ2.2億円)であるという。また、ベンフィカは給与の40%に当たる120万ユーロ(およそ1.6億円)を支払うことも伝えられている。
買い取りオプションも付随しており、2500万ユーロ(およそ32.6億円)での完全移籍が可能であるとも。その場合、インテル側に買い戻しの権利が付くこともないという。
昨夏のマーケットでインテルにやってきたガビゴウことガブリエウ・バルボーザは、2950万ユーロ(およそ38.4億円)もの移籍金が支払われたものの、セリエAではほとんど出場機会が与えられず、大きな批判を受けることになった。
そこからようやく抜け出した形となったが、ガビゴウは『Premium Sports』の取材に対してインテルへの愛を強調。とにかくセリエAに戻って活躍したいと明言した。
ガブリエウ・バルボーザ
「こんな素晴らしいチャンスを与えられ、ここで自分のクオリティを見せられることが、とても幸せだよ。
ベンフィカからのオファーは昨日の午後3時に届いたばかりだ。それまでは、公式な問い合わせは何もなかった。
僕は出来る限りプレーしたいと思っているよ。主な目標は、ポルトガルで上手くやって、そしてインテルに戻ることだ。
なぜインテルで上手く行かなかったのかがわからない。毎日努力していたことは保証できるよ、常に準備をしてきた。しかし、プレーできなかった。
ファンとの関係?彼らには感謝しているんだ。僕に愛を与えてくれた。僕も彼らを愛している。ミラノは大好きだし、チャンスを与えてくれたインテルにも感謝している。
僕はいつか愛されたあの場所に戻りたい。フォルツァ、インテル!」