『Telegraph』は11日、パリ・サンジェルマンの会長を務めているナースル・アル・ハライフィ氏のインタビューを掲載した。
政府系ファンドのカタール・スポーツ・インヴェストメンツを所有し、世界的放送局のBeIN Sportの会長でもあるナースル・アル・ハライフィ。
今夏はパリ・サンジェルマンにネイマールとキリアン・エンバッペ・ロタンをもたらし、そのために巨額の投資を行った。
しかしそのためにファイナンシャル・フェアプレー制度に引っかかる恐れがあると言われており、一部報道では12月までに1億ユーロ(およそ130億円)が必要だとも。
だがナースル・アル・ハライフィ氏は以下のように話し、全く問題はない状況だと明かした。
ナースル・アル・ハライフィ
「クラブの収入を増加させるため、過去6年間は非常に努力を重ねてきた。
チケット販売、スポンサーシップ、マーチャンダイジング、マッチデー収入、テレビ放映権を、9000万ユーロ(およそ117億円)から5億ユーロ(およそ650.1億円)に上昇させた。
我々は今、この収入を20~40%増加させるプランを継続させている。
ファイナンシャル・フェアプレーの基準には直面しているが、まだ来年夏まである。誰にでも私は言っている。
『落ち着け。プロジェクトを考えろ。我々はプロジェクトを構築することを考えるのだ』と。
私はグローボTV(ブラジルの放送局)のオーナーと話した。彼は言っていた。
『ネイマールのPSG入団会見をどれだけの人が見たかわかるかい?それは記者会見だよ、最初の試合ではなく』と。
私は『500万人くらい?』と答えたが、彼は『No』という。『1000万人?』と増やしたが、彼はこう話した。
『いいや。8500万人だよ』と。これはとんでもないことだ。
我々は解決できる問題を抱えているだけだよ。十分なジャージの在庫がないということだ!これは大きいよ。
私は先週アメリカに行ったが、PSGのジャージをどこでも見ることができた。これはアジアでも南米でも、中東でもそうだ。
ネイマールの最初の試合は183の国で放送された。これはフランスにも、フランスリーグにとっても素晴らしいことだ」