いずれの試合においても各選手のスプリント回数を記録しており、そのデータを一般公開しているJ1は「数字」で遊んでみるのも面白いリーグだ。

最終節までの試合数が二桁を切ったこのタイミングで、各チームの平均スプリント記録をランキング化してみることにした。

Jリーグ前半戦における1試合平均観客動員数ランキングはこちら!

1位:169回:ガンバ大阪(7)
2位:168回:鹿島アントラーズ(1)
3位:165回:柏レイソル(3)
4位:165回:FC東京(10)
5位:162回:せれ大阪(4)
6位:158回:ベガルタ仙台(12)
6位:158回:アルビレックス新潟(18)
6位:158回:サガン鳥栖(9)
9位:157回:ヴァンフォーレ甲府(15)
10位:155回:ヴィッセル神戸(11)
11位:152回:大宮アルディージャ(17)
12位:151回:浦和レッズ(8)
12位:151回:清水エスパルス(13)
14位:150回:横浜F・マリノス(5)
15位:147回:ジュビロ磐田(6)
16位:144回:北海道コンサドーレ札幌(14)
17位:143回:川崎フロンターレ(2)
18位:122回:サンフレッチェ広島(16)

全18チームを並べたところで計算したくなったのが「首位と最下位の差」であったが、これは「47回」という数字だった。

1試合で40回近いスプリント回数を刻む選手も存在するため、感覚的にはこの両チームの間には「1選手分の差がある」と言えなくもないだろう。

また、この手のデータを見ると、実際の順位との関係性も誰もが気になるところだ。

そこで、上記の順位表(チーム名の右)に現在の順位表を記した。

それを踏まえて、特徴的な傾向が見えるグループをいくつか分けると以下のようになる。

▼スプリント回数も実際の順位も上位

鹿島アントラーズ、柏レイソル、セレッソ大阪

▼スプリント回数も実際の順位も下位

北海道コンサドーレ札幌、サンフレッチェ広島

▼スプリント回数は下位だが実際の順位は上位

川崎フロンターレ、ジュビロ磐田、横浜F・マリノス

▼スプリント回数は上位だが実際の順位は下位

FC東京、アルビレックス新潟、ベガルタ仙台

細かい分析は割愛させて頂くが、チームごとの特徴と現状が色濃く表れていて、なかなか興味深い結果ではないだろうか。

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