先週末、アウェイでレノファ山口を0-1で下したFC岐阜。
1009本という驚愕のパス数を記録したことも話題になった。
バルサもびっくり!FC岐阜、パス数「1000本」超えの驚愕スタッツを記録 https://t.co/DRSTNgCYQq
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年9月21日
そんなこの一戦で、岐阜に決勝ゴールをもたらしたのはベテランFW難波宏明。
その得点はあまりに芸術点の高いものだった。
0-0で迎えた90分、小野悠斗が右サイドからクロスを送ると、難波はニアサイドに向かって斜め方向に走り込む。
するとゴールを背にしながらフリックで合わせ、巧みにボールをファーサイドへと流し込んだ。これには相手GKも一歩も動けず…。
後ろを向いた状態でコースを狙い済ます技術も見事だが、もっと凄いのはニアサイドに動きながら逆方向にしっかりボールをコントロールしているという点だろう。
簡単そうにやっているが、相手GKが触れないコースに飛ばすのは容易ではなかったはず。ひょっとしたら、練習で何度やってもこれほど上手くはいかないかもしれない。
岐阜のチーム内得点王である難波は、困ったときに頼りになる存在だ。
試合後、庄司悦大は「やっぱりナンさん(難波 宏明)が入ってきて仕留めてくれたので、さすがだなと思いましたね」とコメントしており、大木武監督も「難波さまさまでしたね。素晴らしいゴールでした」と賛辞を惜しまなかった。
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