『Express』は25日、「リオネル・メッシは、バルセロナが政治運動に関与することに怒りを抱いている」と報じた。
10月1日、カタルーニャではスペインからの独立の是非を問う住民投票が行われる。
スペイン政府はこれに対して激しい批判を行っているが、これで賛成が上回った場合にはカタルーニャの独立運動が更に加熱することが予想される。
カタルーニャの魂とも言えるFCバルセロナは、それに対して先日「民主主義」と「言論の自由」を打ち出し、スペイン政府の態度を批判している。
しかし、その行動に腹を立てているのがFCバルセロナの魂でもあるリオネル・メッシであるという。
『OK Diario』のエディアルド・インダ記者によれば、メッシは「対立を煽る行動は避けるべき」と思っているほか、バルトメウ会長の選挙運動に利用されるのはまずいと考えているとのことだ。
エドゥアルド・インダ
「メッシは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が選挙運動にクラブを利用することを望んでいない。国民投票に対するクラブのポジションにも怒りを抱いている。
彼はクラブがあの態度を表明した後、スペインの他の地域から敵意を向けられていると感じており、怒っている」