『Gazzetta dello Sport』は5日、「元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロは、パウロ・ディバラにユヴェントス残留を勧めた」と報じた。
2015年にパレルモからユヴェントスにやってきたディバラ。瞬く間に世界最高のストライカーの一人となり、今季はさらに目覚ましい活躍を見せている。
セリエAでは7試合の出場で10ゴールを決めており、そのうち2試合でハットトリックを達成。まさにユヴェントスの大黒柱になっている。
かつて同じユヴェントスの10番を背負ったデル・ピエロは以下のように話し、自分のようにクラブに残って欲しいと語ったという。
アレッサンドロ・デル・ピエロ
「今季のスタートから、ディバラはさらにレベルを上げてきているね。
彼はエキサイティングなことをやっているよ。ゴールのことだけではなく、どのように試合を決めるかという点についてだ。
私はユヴェントスで賞賛を受けてきた。同じように、彼もそれをやってくれることを望んでいるよ。
なぜなら、彼のようにファンの心のなかに入り込むのは、誰にも出来ないようなことだからだよ。
10番のユニフォームは、僕だけの財産じゃない。ロベルト・バッジョ、オマール・シヴォリ、そしてミシェル・プラティニ。彼らが着けてきたものだ。
そして、もし彼が求めるのであれば、ずっとユヴェントスのスーパースターであり続けられるだけのものを持っている。そうなれば、僕は幸せだ」