リチャード・エッカーズリー
(その後アメリカに渡り、トロントFCとニューヨーク・レッドブルズでプレーしたね)
「北米に渡った時、そこにいるサッカー選手たちがどのように生活しているかを見た。そして、何かが変わった。
彼らはとてもお金に気をつけていた。服や靴を気にすることもなかった。それで、僕は目覚めたんだ。
ニューヨークに済んでいた時、僕はサッカーに腹を立てるようになっていた。そして、多くのドキュメンタリーを見るようになった。多くの本を読んだ。
そして、僕は完全に目覚めたんだ。正直になろうとした」
(アメリカから戻り、オールダムでプレーした後、2015年12月に最後のプレーをした。そして昨年3月、妻とともにトットネスに引っ越して『ゼロ・ウェイスト・ショップ(ゴミゼロショップ)』を開いた)
「床をモップがけして、掃除をしている。一般的にサッカー選手がやらないことをやっている。いつもここで働いているんだ。
サッカーは、世界中の人々をつなぐという点で信じられないほどのものだ。熱心なファンがたくさんいる。
しかし、我々が暮らすこの地球という惑星なくして、繁栄はあり得るか?健康は保てるか?サッカーはそれがあってこそのものだ」
(元ユナイテッドの選手が店を開いたのに、全く話題になっていなかったね。半年経ってようやく知られるようになった)
「意図的に静かにしていたんだよ。なぜなら、ステレオタイプな人は求めていないから。僕は、この店が自然に語ることが広まって欲しいんだ。
少しだけ戦略はあった。誰かが我々の過去を聞いたら、妻は教師だったと口に出して、僕のことを聞くのを忘れるのを待つというね」
(チームメイトは来たことがある?ルーニーやロナウド、スコールズ、ギグス、テベスらは)
「いいや(笑)。多分、誰かしら近いうちに来てくれるんじゃないかな?」
サッカーより地球の方が重要だ…元ユナイテッドDF、その第二の人生とは
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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