『ESPN』は10日、「アメリカ代表監督のブルース・アリーナ氏は、欧州のチームに北中米予選を経験して欲しいと話した」と報じた。

10日夜にトリニダード・トバゴとの予選最終節を迎えるアメリカ。引き分け以上であればほぼ本大会出場が決定する状況にある。

しかし、このところ北米を襲ったハリケーンのお陰でスタジアムは洪水に襲われ、前日練習はピッチ周辺が浸水した中で行われた。

ブルース・アリーナ監督は北中米予選の厳しさを訴えるとともに、欧州のチームに経験してみてほしいと語ったという。

ブルース・アリーナ

「ヨーロッパの強豪チームに、ここに来てプレーしてみてほしいね。北中米カリブ海予選を。そして、これを見て味わってもらいたいものだ。

とてもチャレンジングだよ。適者生存のサバイバルだ。テレビ番組の企画のようだよ。

最後に誰が生き残るのか。基本的にはそういうことだ。

常にチャレンジングな試合だ。いろいろな意味があり、準備しなければならない。いつも違う。

しかし、ヨーロッパではどうか。ドイツのグループにそれだけの緊張があるか。彼らは予選でワールドカップの準備が十分にできる。全てが違うよ。

ワールドカップも違うものだ。予選と本番は似ても似つかぬ。その経験は、そこでしか得られない。正しい経験を持つ選手、正しいバランスがあるいチーム、そして少しの幸運が必要だ」

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