『Tuttomercatoweb』は12日、「元イタリア代表FWロベルト・プルッツォは、ミランの補強を酷評した」と報じた。
中国資本のサポートの下、今夏のマーケットで大きなお金を使ってきたミラン。
FWにはニコラ・カリニッチを2500万ユーロ(およそ33億円)で、アンドレ・シウヴァを3800万ユーロ(およそ50.1億円)で獲得してきた。
しかし、チームはすでにセリエAで3敗を喫するなど思ったほどの成績は出ておらず、カリニッチも負傷してしまった。その中で日曜日にはインテルとのミラノダービーを迎える。
ラジオ番組に出演したプルッツォ氏は以下のように話し、ミランは依然として明確なアイデアを欠いていると指摘した。
プルッツォはかつてローマで長く活躍した伝説的なストライカーで、イタリア代表でも6試合の出場経験を持つ元選手である。
ロベルト・プルッツォ
「ニコラ・カリニッチとアンドレ・シウヴァに支払ったお金があれば、もっと優れたストライカーを買うことが出来た。しかも、毎週末に誰がプレーするのかという問題も避けることが出来たはずだよ。
チームが本当に必要なものは何かを分からず、明確なアイデアもなしに、移籍マーケットに突撃して、買える選手を買ってくる。結局ミランのその問題に立ち返るわけだ。
アンドレ・シウヴァはダービーでチャンスを得るだろうが、チームの中で最も重要な役割であるストライカーをコロコロ変えるのは正しくない。私はそう思う」