『Inside』は3日、「イラクサッカー協会のアブドゥルハーリーク・マッスード会長は、12月のガルフカップに参加することを発表した」と報じた。

ペルシャ湾岸地域の王者を決めるガルフカップは、2年に一度行われる重要な大会である。

今回からは大会の運営主体が湾岸協力会議からアラブ・ガルフカップ連盟へと移行し、さらなる発展が図られている。

しかしそれを前にして大きな波乱があった。

もともとの開催国であったイラクは治安の不安定さを理由に権利を手放し、それをカタールが引き継ぎ1年遅れでの開催となった。

ところがそのカタールが、今年参加国であるサウジアラビアら中東諸国から断交されてしまった。

9月に行われた抽選会ではサウジアラビア、UAE、バーレーンの3カ国が出席をボイコット。その中で参加(するとされる)7チームの組み合わせが決められたが、まだ彼らが出場するかどうかは不透明な状況である。

今回イラクサッカー協会はカタールと5年の協力協定を結び、ガルフカップ参加を明言した。

しかし他のバーレーン、イエメン、サウジアラビア、オマーン、UAEについては開幕2ヶ月前になっても不明だ。このうちカタールとの国交を続けているのはオマーンだけである。

開幕戦は12月22日に行われる予定となっているが、そこでは何チームが集まるのだろうか?

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