6大会連続15回目のワールドカップ出場を決めたフランス代表。
抽選会で使用されるポット分けではポット1に入っており、メンバーの充実度から言っても優勝候補に挙げられる。
そんなフランスはこの11月、ウェールズとドイツとそれぞれ対戦。
世界王者ドイツ相手に2-2と引き分けるなど納得の成績を残したのだが、その先制ゴールは素晴らしい崩しから生まれた。
Les 2 buts de notre dernier match de l'année ! 🇩🇪2-2🇫🇷 #FiersdetreBleus pic.twitter.com/ORIyR4F4vr
— Equipe de France (@equipedefrance) 2017年11月16日
0-0で迎えた33分、フランスはキリアン・エンバッペ・ロタンのターンからコランタン・トリッソ、ブレーズ・マテュイディと繋ぎ、逆サイドに展開。
するとここにリュカ・ディーニュが走り込み、アントニ・マルシャルへと折り返す。
ニクラス・ジューレの激しいタックルをあっさりかわしたマルシャルはGKケヴィン・トラップと一対一を迎えるも、最後はフリーになっていたアレクサンドル・ラカゼットへとパスし、フランスが先制ゴールをあげた。
この時ドイツの守備は人数が揃っていたものの、マッツ・フメルスが右サイド(フランスから見て)につり出されるなど若干のバランスを欠いていた。
フランスとしてはそこを上手く突いた形だが、全く隙のない美しいパスワークであった。
なお、2017年におけるフランスの成績は11戦7勝2分2敗となっている。