『Ahram』は20日、「ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィは、エジプトを選ばなかった理由について語った」と報じた。
父親がエジプト人であるエル・シャラウィ。イタリア代表としてプレーしたものの、今回のW杯予選ではプレーオフで敗退してしまった。
一方、父の故郷であるエジプトは悲願の予選突破を成し遂げ、本大会に駒を進めることができた。
皮肉な運命となった今回の予選。エル・シャラウィはなぜイタリアの方を選んだのか?テレビ番組で彼は以下のように話したとのことだ。
ステファン・エル・シャラウィ
「イタリア代表でプレーすることは僕の選択だった。
エジプトは大好きだし、偉大な国だよ。しかし、僕はイタリアで生まれた人間だし、アッズーリでプレーする未来が欲しかったんだ。
ある時、エジプトのU-20代表の監督が僕を招集したいという提案をしてきたが、僕はイタリアを選んだ。
イタリアの様々な年代で選抜されてきた。だから、僕の夢はA代表でプレーすることだったんだよ」