AFCチャンピオンズリーグ 2014 決勝
優勝:ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア) 準優勝:アル・ヒラル(サウジアラビア)
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズが、クラブ創設からわずか2年でアジアの頂点に立った。ただ日本人としては、この場に小野伸二の姿がなかったのがつくづく残念だった。
アル・ヒラルはジュビロ磐田を下して優勝した2000年以来の決勝だったが、“ニシムラの呪い”にかかったのかタイトルを逃した。
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
メーカー:Nike スポンサー:Visy Industries
デザインのベースは国内リーグ用と同じだが、ACL用はスポンサーや細部が異なる。スポンサー“VISY”は再生紙やリサイクル包装などの企業で、ACL用キットのみ胸スポンサーを務めた。
決勝は2試合ともレッド/ブラックのホームキットを着用した。写真はド迫力のスライディングシュートで値千金の決勝点をあげたトミ・ユリッチ。
アル・ヒラル
メーカー:Nike スポンサー:Mobily
チアゴ・ネーヴィス、カク・テヒ、ミハイ・ピンティリーら外国人選手を擁したアル・ヒラル。
胸番号のプリントはACL用キットのみで、国内リーグ用は胸番号の部分にフォルクスワーゲンのスポンサーロゴが入る。
ACL用ホームキットだが、基本的なデザインは国内リーグ用と同じ。胸スポンサーの“Mobily”はサウジアラビアの通信会社エティハド・エティサラート社のサービス名。
出場チームは右袖に大会バッジ、左袖に60ミニッツバッジを装着する。60ミニッツバッジは、インプレーの時間を当時のAFC平均の約52分から60分に増やそうという趣旨のキャンペーンだった。
決勝戦ではないので“番外編”となるが、どうしても触れないわけにはいかない小野伸二の存在。
2014年5月で退団しコンサドーレ札幌へ移籍したが、2012-13レギュラーシーズン優勝や2014年のACL躍進に間違いなく貢献した。ACLでは現在の同僚・稲本潤一とのマッチアップも。