本日9日にいよいよクラブW杯の初戦を迎える、北中米カリブ王者のパチューカ。
8日に試合会場となるザイード・スポーツシティ・スタジアムでチームの写真撮影が行われたが、その際に今大会用のユニフォームが公開された。
細かな規定があるFIFAの大会なので、ある程度のデザイン変更は予想されたが、姿を現したクラブW杯モデルは予想以上に「いつもと違う」ユニフォームだった。
CF Pachuca 2017 Nike Club World Cup
まずは昨日公開されたユニフォーム姿のアップ画像から。右袖には大会バッジ、左袖にはFIFAフェアプレーバッジが付く。顔は写っていないが、写真の選手はスパイクを準備中のヘルマン・カノ。
通常のリーグ戦用ユニフォームと大きく異なるのはスポンサーロゴの数で、胸の“Cementos Fortaleza”(メキシコのセメント会社)だけとなっている。
スポンサーの数が少ない理由は、「スポンサーロゴはシャツの前面にのみ、メインスポンサー一社だけ掲出可能」というFIFAの規定があるため(そしてロゴの大きさにも決まりがある)。そのためパンツも含めて全体的にシンプルなルックになった。
背番号はフォントがまったく異なる。また名前に関してはクラブがFIFAへ事前に申請した通り、本田圭佑のシャツネームは通常の「KSK」ではなく、「K.HONDA」となっている。
画像を見る限り、ネームは全文字で1枚のシートに見える。背番号も空間の“抜き”がない1枚タイプ。どちらも最近ではあまりお目にかからない、ちょっと懐かしい仕様だ。
ボスのような雰囲気を醸し出す44歳のGKオスカル・ペレスのユニフォームも、この通りシンプルに。