『Sky Italia』は20日、ニースに所属している元イタリア代表FWマリオ・バロテッリのインタビューを掲載した。

昨年リヴァプールを退団し、フランス・リーグアンでプレーする道を選んだバロテッリ。

復調を見せたことからイタリア代表への復帰も噂されたものの、最終的には招集はされず、チームもワールドカップ行きを逃している。

かつては問題行動を繰り返し、「悪童」と呼ばれ、ジョゼ・モウリーニョにも「扱いにくい」と言われた彼であるが、このところはときに退場するくらいになるまで落ち着いた。

なぜそんな事件を起こしていたのか?彼は各クラブについて話す中で、「他の人のように思春期を過ごそうとしたこと」が問題だったと明かした。

マリオ・バロテッリ

「僕はミランを愛している。しかし正直、ミランは今複雑な状況にあるね。

あそこに行きたくはないよ。そして、人々に『ミランが苦戦している理由はバロテッリだ』と考えられたくもない。それは過去に起こったことだ。

救世主として扱われながらミランに戻って、その後批判されるようなことはもう嫌だ。いつも僕にはそのリスクがある」

(特別キャンプのため、練習を訪問することを拒否されたね?)

「行って皆に挨拶したかったけどね。イニャーツィオ・アバーテには聞いていたけど、ディレクターには拒否された。

エラス・ヴェローナ戦での敗北でチームを罰したかったのは、マルコ・ファッソーネ(CEO)だろうね。

彼らは外から人々を入れることはない。以前のチームメイトに敬意を示したかったから、残念だったね」

【次ページ】「僕のミスは、他の青年のように思春期を過ごしたこと」