韓国1部の慶南FCは4日、元U-19日本代表FW邦本宜裕を獲得したと発表した。

北九州市出身の邦本は現在20歳。

浦和レッズのユースに所属していた2013年に16歳でプロデビューし、クラブの公式戦最年少出場と最年少ゴールの両記録を更新。力強いプレースタイルとその風貌、名前からイングランド代表FWウェイン・ルーニーになぞらえ、「クーニー」と呼ばれた。

しかし素行の問題などから浦和を退団。2015年に福岡と契約を結んだものの、こちらも昨年5月に秩序風紀を乱す行為があったとして契約解除され、無所属の状態が続いていた。

慶南FCは2006年に創設され、2014年までKリーグに所属。2015年以来2部に落ちていたが、昨年、リーグを制し1部復帰を決めた。

慶南の発表によると邦本は昨年下半期からテストを受けており、今回、クラブは邦本がチームに貢献できると判断したという。慶南はSNSで「日本のルーニーが慶南に来た!」と歓迎している。

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