1月13日から行われている2018年度アフリカン・ネイションズチャンピオンシップ。
アフリカネイションズカップの1年後に行われる大会であり、国内リーグに所属する選手のみで組まれた代表だけが選出可能というレギュレーションを持つ。
したがって、16チームによって争われるこの特殊な大陸選手権は、これまで日の目を見なかった新たな才能が発掘される場ともなっている。
そして、今回大きな話題になっているのがナイジェリア代表に入っているFWモハメド・ヌール。
エル・カネミ・ウォリアーズに所属している彼の誕生日は2002年12月2日。つまり、まだ15歳になってから2か月しか経っていない!
ナイジェリア・プレミアリーグでもまだ一試合も出場したことはないが、『神童』として高く評価されている。
さらに、開幕戦となったルワンダとの試合では、多くの先輩を差し置いて83分から途中出場。
結果にはつながらなかったが、得意の左足から決定的なシュートやクロスを放り込むなど存在感を見せた(背番号20がヌール)。
2006年のワールドカップに出場した17歳のセオ・ウォルコットは、その後伸び悩んでしまい、才能を開花しきれなかった。
いきなりの大舞台でプレーすることになったヌールは、「ウォルコット病」に陥らずに成長できるか?今後注目が集まるはずだ。