スティヴン・エンゾンジ(セビージャMF/フランス代表)

ストーク退団後のエンゾンジを見たことがない人間ならば、このリストに彼の名前があることに驚くかもしれない。

だが、彼はこの1年半でオールラウンドな素晴らしいMFとして、自らを証明している。

プレミアリーグでは守備的役割に限定されていたが、スペインではポテンシャルが解放され、自ら持ち上がることやチャンスメイクで冴えを発揮している。

エドゥアルド・ベリッソ前監督と衝突した29歳の彼は近い将来にセビージャを離れそうに思える。

アレックス・サンドロ(ユヴェントスDF/ブラジル代表)

昨夏チェルシー移籍が強く噂されていたアレックス・サンドロだが、コンテ監督は契約を取り付けることはできなかった。

このブラジル代表DFは今季最高のシーズンをエンジョイしているわけではないが、一流であることに疑いはない。監督たちがモダンなSBに求める全ての資質を兼ね備えているのだ。

アルベルト・モレノは12月に怪我をする前に成長の兆しを見せていたし、左SBの補強としてアンドリュー・ロバートソンも引き入れた。

とはいえ、左SBはまだリヴァプールのウィークポイントであり、アレックス・サンドロへの入札は間違いないものになるだろう。

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