昨年、浦和レッズが優勝を果たしたアジアチャンピオンズリーグ。来月の2018年シーズン開幕に向け、現在は予選が行われている。
先日の予備予選ラウンド2回戦では、ブリスベン・ロアーがフィリピンのセレス相手にまさかの敗退。セレスに所属する上里琢文(うえさと たくみ)も「奇跡」と評する番狂わせだった。
ACL予備予選、あのAリーグの名門
Brisbane roarに勝利!
奇跡起きました^o^#brisbane#acl#Australia#ceresnegrosfc pic.twitter.com/2pnVgXv1Mx
— takumi uesato 上里 琢文 (@t_uesato) 2018年1月24日
その試合では、こんな出来事もあったそう。
Brisbane Roar pilloried for terrible #ACL qualifier loss to Ceres as players see numbers peel off their shirts, prompting farcical improvisation with tape.
That #77 is meant to look like #22, by the way: https://t.co/1YiUY143c1 pic.twitter.com/WT0neK64fn
— ABC Grandstand (@abcgrandstand) 2018年1月24日
ブリスベンの選手の背中になにやらガムテープが…。彼は昨年加入したフランス人MFエリック・ボーテアク。ディジョン時代には松井大輔の同僚だった30歳のMFだ。
ボーテアクの背番号は22番のはず。だが、これは明らかに77番のユニフォームだ。
『ABC』によれば、ブリスベンは何人かの選手のユニフォームから背番号が剥がれる事態に見舞われたという。
そのうちのひとりであるボーテアクは30番を代用しようとしたものの認められず。そのため、77番を22番にする“応急処置”が終わるまでの5分ほど、チームは10人でのプレーを余儀なくされたという。
思わぬハプニングにあったブリスベンだが、ホームで行われたこの試合の出来はよくなかったようだ。
元オーストラリア代表GKマーク・ボスニッチは「試合を見た人々にできるのはオーストラリアサッカー界を代表して謝ることだけだ。本当に恥ずかしいものだった」と酷評。「こんなことは見たことがない」とさえ述べていた。
なお、ブリスベンを沈めたセレスは、本戦出場が懸かる予選プレーオフでは天津権健(中国)と対戦する。アレシャンドレ・パトやアクセル・ヴィツェルらを擁する相手に、どこまで戦えるだろうか。
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