この冬、バルセロナへ移籍したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。

いきなり3週間ほど離脱したが、このほど新天地デビューを果たした。彼が今後どうように起用されていくのか注目だ。

妄想は尽きないが、ここでは編集部員たちがコウチーニョの理想のポジションを考えてみた。

編集部T:左MF or FW

移籍発表と同時にその起用法に注目がされているコウチーニョだが、現実的に考えれば、左MFもしくはFWでの起用となるだろう。

理由は至って明確。今季からバルセロナで指揮を執るバルベルデが導入した、4-4-2の組織的なシステムがハマっており、リスクを取って新たにチャレンジする必要性が考えられないためだ。

このシステムが採用されて以降、左MFには主にイニエスタが起用されているが、まずコウチーニョに求められるのはこのポジションでしっかりと機能すること。

そして、次なるタスクとしては、試合途中からの出場で流れを変える役目、もしくはメッシを休ませるためのFW起用だろう。

ファン心理としては、メッシ、スアレス、デンベレ、コウチーニョの「MSDC」を望みたいところだが、実現できるのは、格下相手やバランスを崩してまでゴールが欲しい状況に限定されるのではないだろうか。

負傷者が発生した際にはまたシチュエーションが変わるだろうが、コウチーニョのバルセロナでの生活は我慢の時間が多くなるだろう。

おそらく、バルセロナの首脳陣も「即戦力」というよりは「将来の投資」を重視してコウチーニョを獲得したはずだ。