ジャンルイージ・ブッフォン
(あと1年プレーすれば、マルディーニのセリエA出場記録を更新するが?) 「いやいや、リスクになる可能性があるから、それは望んでいないんだ。
また、この年齢になると冷静な自己評価が難しくなってくる。おそらく、それが少し怖いんだ。怒られることもなくなる。
そんな人々に囲まれている。友人、親族、チームメイト。彼らにはよく本音でのアドバイスを求めるんだけどね。選手としての健康面についても。
このような時には、きっと部外者のほうがうまく物事を見られるのではないかと思うよ。
だから、私のサッカー選手としての人生は6月までにするのが正しいと思っている。仲間やクラブ、信頼を寄せてくれた取締役、彼らに対する責任がある。私はそれだけを考えているんだ。
そして何度も言ってきたように、アニェッリ会長との関係は友情の絆だ。彼と話して、今後のすべてを決めるよ。
最終的には、何も強制されることはない。このチームの強みである基盤の一つになれたことを、いつだって誇りに思ってきた。
それはキャリアを通してそうだった。前に進めるかどうか、それは他の人が考えることさ。もしそうでないのならば、ここで辞めることが正しいんだ」
「不安の中で生きたい」40歳になるブッフォン、その哲学が見える言葉
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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