この冬、ベルギーの名門アンデルレヒトに移籍した森岡亮太。メヘレン戦でデビューすると先制点をアシスト、だが終盤のPKは失敗してしまった。
決まっていれば勝ち越し点となるはずだったPK。なぜデビュー戦だった森岡が蹴ることになったのか、『voetbalkrant』がその背景を伝えている。
今季のPK3本すべて失敗しているアンデルレヒト。前回失敗したMFケニー・サイエフもピッチ上にいたが、ヘイン・ファンハーゼブルック監督によれば誰も蹴りたがらなかったという。
ただ、MFスヴェン・クムスの話とは食い違いがあるようだ。
スヴェン・クムス(アンデルレヒトMF)
「自分は(PKキッカーの)リストに載っていなかった。もしそうでなければ蹴りたかった。
蹴る選手(のリスト)があって、モリオカが最初だった」
どうやら最初から森岡が一番手で蹴ることになっていたようだ。
ただ、29歳のクムスはヘント時代にPKを担当しており、彼が蹴らなかったことを誰もが不思議がっていたとも伝えられている。