元カナダ代表FW中島ファラン一生がツイッターでJ2・FC岐阜に接触した。
@fcgifuDREAM こんにちわ!FC岐阜さんとコンタクトをとりたいです。れんらくできますか?Can I come home?
— Issey Nakajima-Farran (@isseynfarran) 2018年2月11日
内容から見ると岐阜への売り込みにも見える。以前、似たような経緯でJリーグクラブからプロ契約を勝ち取ったケースがあった。
hello! I would like contact with you, how can I do?
— Sisinio (@sisinio21) 2016年9月12日
徳島ヴォルティスのスペイン人MFシシーニョだ。彼は2016年9月にツイッターでアビスパ福岡に接触した。こちらは福岡とツイッターでやり取りができたものの、福岡との契約には至らなかった。しかし、翌2017年にはFC岐阜と契約を結んだ。その後、技術の高さと持ち前の見事なパスセンスで、同クラブはJ2屈指のパスサッカーを作りあげた。
シシーニョと同じくツイッターでコンタクトした中島には、岐阜と意外な繋がりがあった。同クラブに2009年から2012年まで在籍していたMF橋本卓の存在が関係しているかもしれない。橋本と中島はシンガポール1部アルビレックス新潟シンガポールとデンマーク1部ヴェイレBKで同僚だったことから岐阜に興味を持った可能性がある。
また、横浜F・マリノスに今季就任したアンジュ・ポステコグルー監督が率いていたブリスベン・ロアーに中島は所属していた。ポステコグルー監督が率いていたブリスベンは、スペインの強豪バルセロナを文字って「ロアセロナ」と称されるほどのパスサッカーを展開し、オーストラリアサッカー界を席巻した。「パスサッカー」と「元同僚が在籍した」岐阜にシンパシーを感じて接触したのか、それともシシーニョのケースを知ってなのか。今までに多様な国籍を持つプレイヤーやユニークな経歴を持つ選手と契約してきた同クラブだけに、もしかしするともしかするかもしれない