『Mirror』は21日、「ウェストハム・ユナイテッドは、インターナショナルマッチウィークにダゲナム・アンド・レッドブリッジと親善試合を行った」と報じた。
現在サッカー界はFIFAが定めるインターナショナルマッチウィークで、各国のリーグはお休み。
選手たちは思い思いに休暇を過ごしたりしているが、ウェストハムは21日にダゲナム&レッドブリッジとの親善試合を行った。
そこではマーク・ノーブルやパトリス・エヴラ、ミハイル・アントニオなど主力選手もプレー。4500人の観客が集まったという。
この試合が行われたのはなぜか?理由は、ダゲナム・アンド・レッドブリッジが深刻な財政難に悩まされているからであった。
ロンドン北東部に本拠地を持ち、5部リーグを戦っているダゲナム・アンド・レッドブリッジ。『ダガーズ』の愛称を持っている。
今夏クラブを存続させるためには30万ポンド(およそ4470万円)もの資金が必要で、集まらない場合は解散の可能性もある。
ウェストハムは、同じロンドンのライバルからの願いを聞き、この試合を行うことを決めたというのだ。
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— Dagenham & Redbridge (@Dag_RedFC) 2018年3月21日
試合では貴重なグッズが当たる抽選もあったとのことで、様々な取り組みが行われていたようだ。
これによって、ダゲナム・アンド・レッドブリッジは4万ポンド(およそ600万円)ほどの収益が得られるという。多くの助けを得て、彼らは今夏生き残りに成功することが出来るだろうか?