ベティスへの移籍が噂される乾貴士。

本人はエイバルへの愛を度々口にしているが、その移籍は決定事項なのだろうか?

スペイン『as』は、ラ・リーガのハビエル・テバス会長のコメントを掲載した。

サウジアラビアサッカー連盟と提携を結んだリーガには、今年の1月に9名のサウジアラビア人選手が一斉に移籍。サウジとしては選手の強化が目的であり、リーガ側にも中東圏の市場を開拓できるという利点がある。

そうしたサウジ選手の大量移籍に関して問われたテバス会長は、以下のようにコメントした。

ハビエル・テバス(ラ・リーガ会長)

「我々はエイバルやレバンテ、レガネスのようなクラブが、いくつかの国において拠り所となる選手を保有するようにしなければならない。

エイバルには乾が所属しているが、そう言えば彼は来年ベティスに行くようだね。

エイバルは日本で3番目に見る人の数が多いチームだ。

彼らは全世界からの注目を集めるために、大物のスター選手を獲得することはできない。ベイルのような選手とは契約できないんだ。

こうしたチームにできることは、日本やサウジアラビア、韓国からそうした国において“操縦者“になることができる良い選手を手に入れることだ」

規模の小さいクラブは、特定の国においてマーケティングの担い手となる優秀な選手を獲得すべきと説いたテバス会長。

その例としてエイバルと乾の関係が挙げられたのだが、思わず乾について「来年はベティスに行く」とポロリ。

背景にある何かを知っているのか、それとも単に新聞報道を鵜呑みにしての言葉なのか…。リーガ会長の発言だけに気になるところだ。

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