―???(質問内容が聞き取れず)

「これは今僕が会長として話す立場ではないので、木曜日なりに。

もちろんハッキリしているのは、初戦が本当に大切だということは間違いないと思っていますが、それは監督に(就任会見が行われる)木曜日に聞いてもらえればと思います」

―コミュニケーションや信頼関係改善のために、協会はどういう努力をしたか?また、それを繋ぐための技術委員長だった西野氏に代表を任せるというのは流れ的には自然ではないのでは?

「皆さんは、そういう一部の選手からそういうコミュニケーションのところを聞いてそうやって仰っているのだと思います。

もちろん一部の選手からそういう意見が出てくるというのを我々も把握していますし、じゃあ全体のところでどうだったのかということも把握しながら、年末には東アジア選手権で韓国戦に大敗した後、我々はその議論をし多くの情報を得ました。

そこでもどうするかを考え、変えるリスクと、じゃあ誰が次にやったらいいのかというのを我々も議論した結果、結局継続という選択をしました。

その中で西野さんはハリルホジッチ監督を最後までサポートしました。最後までサポートするロイヤリティがあるからこそ今回監督になったわけで。

よく話を聞くのは、例えばチーム内で足を引っ張ったりするとかではなく、技術委員長として代表チームをサポートすることに徹してくれていたから、その上で結果的にはこういう結論になってしまったわけですけども、やはり彼はそのサポートすることを最後までやってくれたからこそ私は西野さんを選んだということです。

協会の努力については、様々な選手と話し合いの場を持ったりしました。

ただ、協会がやると言うよりは技術委員会やスタッフの中で本来やるべきことであるし、選手もそれを直接言うべきことであるということを彼ら自身が分かっています。

もちろん皆さんと私の中でどちらが内部情報を知っているのかはあるでしょうけども、本当に内部の人たちがそれを改善しようと思ってやらなければ変わらないわけで、そのことについては皆が努力したと私は認識しています。

うちのスタッフも、選手たちも。ところが残念ながらそこが最後まで影響、改善できなかったというのがこの結果になってしまったことだと思っています」