14日、フランス・リーグアン第33節のスタッド・レンヌ対メスが行われた。

川島永嗣が所属しているメスは最下位。残留圏内となる17位までの勝点差は8で、少なくとも残り6試合で3勝が必要な状況だった。

もはや1つも落とせない崖っぷちのチームは、敵地で5位につける好調レンヌと対戦した。

しかし試合はなかなか厳しい立ち上がりとなる。27分にはペナルティエリアで数的同数になっていたタイミングでのクロスで守備が崩れ、グルキュフの折返しからブリジョーにヘディングを決められてしまった。

1点のビハインドを背負ってハーフタイムを迎えたメス。

だが後半に流れが一変する。52分にドセヴィのクロスからノラン・ルーがヘディングを決めて同点に追いつくことに成功。

さらにその5分後、鮮やかなカウンター攻撃から再びノラン・ルーがゴール!苦しんでいるチームとは思えないほどのシャープな展開で逆転に成功したのだ。

川島はそれほど多くの活躍の場はなかったが、何度かパンチングで存在感を発揮。メスはこのリードを守りきり、2-1で勝利を収めることに成功した。

メスが最後に勝利を収めたのは、1月末のニース戦。それ以降9試合で4分け5敗と苦しんできたが、ついに勝点3を獲得できた。

リーグアン残るは5試合。もしこれで残留するようなことがあれば、まさにミラクルとなるだろう。攻撃陣はリーグアンでも充実しているレベルであるだけに、乗ってくれば可能性もあるはずだ。

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