今シーズン限りでの現役引退を発表している元ブラジル代表GKジュリオ・セーザル。
インタビューの中で、ジョゼ・モウリーニョとイケル・カシージャスに関する秘話を明かした。
ジュリオ・セーザルはインテル時代にモウリーニョの下でプレーしており、2009-10シーズンにはチームの三冠にも貢献した。
その後、モウリーニョはレアル・マドリーの監督に就任。チームの絶対的守護神だったカシージャスを外すなど、確執があったと報じられた。
そんななか、ジュリオ・セーザルは2013年のコンフェデレーションズカップ決勝でスペインと対戦。見事3-0で勝利すると、ジュリオ・セーザル自身も最優秀GKに輝いた。
その後、ジュリオ・セザールはこんな格好で表彰式に出席した。
スペインのゴールを守ったカシージャスとユニフォーム交換をし、そのシャツを逆さに着ていたのだ。
これを見たモウリーニョ監督はすぐさまジュリオ・セーザルにメールを送ったそう。その内容とは?
ジュリオ・セーザル(元ブラジル代表)
「ドレッシングルームに戻ると、携帯電話にモウリーニョからメッセージが届いていた。
彼は当時、レアル・マドリーでイケル・カシージャスとの間に問題を抱えていた。
そのメッセージにはこう書かれていたんだ。
『おまえは狂ってるよ。
彼(カシージャス)こそがおまえのユニフォームを着るべきなんだ。おまえが彼のユニフォームを着るんじゃなくてね。
おまえにもう一本腕が多かったら、カシージャスより多くのシュートを止められていただろう』とね。