プレミアリーグ降格の危機に瀕しているストーク・シティ。
月曜日に行われた第34節ウェストハム戦では久々の勝利を掴む直前に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。
この試合にフル出場していたストークのキャプテンであるDFライアン・ショウクロスについての話題を、『stokesentinel』が伝えている。
ショウクロスは父親が急死する悲劇に見舞われていたにもかかわわず忌引きを固辞。身内の不幸からわずか24時間後にはキャプテンとして試合のピッチに立っていたという。
ポール・ランバート(ストーク監督)
「試合前日に悲劇的なことが起きたことが分かった。
それが分かると(彼と)すぐに会話をした。『もし家に帰りたいなら君が決めるんだ』と告げたよ。そうなっても何の問題もなかっただろう。
2つの見方があった。ひとつは、感情が彼に達する。もうひとつは、プレーすることでそれをしばらく忘れる。
おそらく1日後に(感情が)彼に追い付いたのだろう。あのようなことを経験して、彼がやったようにプレーすることは信じられないものだ」
「彼には君がしたことを君の母親も父親も誇りに思うことだろうと伝えた。
感情的なものだ。親を失った人に対して何を言ったらいいのかは誰にも分からない」
「彼のパフォーマンスは並外れたものだったと思う。彼はゲームでプレーしたがっていた。前夜に我々は少しだけ言葉を交わした。
彼はこのクラブが何たるか、どうあるべきか、何を取り戻すべきなのかを見せつけた」
現在19位のストーク。残り4試合で残留圏との勝点差は5ポイントある。