22年間の任期を終え、今シーズン限りでアーセナルの監督を退くアーセン・ヴェンゲル。

これまでアーセナルの監督として指揮した試合数は優に1000を超えるが、26日(木)に行われるUEFAヨーロッパリーグのアトレティコ・マドリー戦は、自身にとって249ゲーム目となる欧州での試合だ。

そんなヴェンゲルにとって、CLとELで最も印象に残っているのはどの試合なのだろうか?記者会見で明かしてくれた。

その試合とは、2005-06シーズンのCLベスト16で実現したレアル・マドリー戦!

この時アーセナルはアウェイでの1stレグをティエリ・アンリのゴールで0-1と勝利しており、ハイベリーでの2ndレグをスコアレスドローで終え、準々決勝進出を決めた。

当時のマドリーにはジネディーヌ・ジダンやルイス・フィーゴ、ロナウド、ラウール・ゴンサレス、ロベルト・カルロスといった豪華な顔ぶれが揃っていたが、そうした相手にも得点を許さなかったことがヴェンゲルにとっては印象的であるようだ。

なお、アーセナルはこの後ユヴェントス、ビジャレアルを下し決勝に進出。しかし、バルセロナとのファイナルではGKイェンス・レーマンが退場するなど難しい戦いを強いられ、準優勝に終わった。

また、CLにおいて最も勝利数の多いマドリーが唯一ゴールをあげられなかった相手がアーセナルである。

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