UEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出したリヴァプール。

冬には主軸だったフィリペ・コウチーニョを失ったが、ロベルト・フィルミーノ+ムハンマド・サラー+サディオ・マネの強力3トップはここまで89ゴールを叩き出す活躍ぶりを見せている。

ただ、ここにきてチームは2連敗。そんななか、あの元イングランド代表選手が3トップに対して苦言を呈したようだ。

『BBC』の「Match of the Day 2」で解説を務めるジャーメイン・ジーナスはこうコラムに綴った。

ジャーメイン・ジーナス(元イングランド代表MF)

「ムハンマド・サラーは(1-0で敗れた)チェルシー戦に興味があるように見えなかった。それは奇妙だったね。

だが、それ以上に心配なのは、スタディオ・オリンピコでのリヴァプールの3トップ全体のプレーの仕方だ」

「あの2ndレグでは、今季一度もなかったシーンを目にした。サラー、フィルミーノ、マネが初めて自分勝手になっていたんだ」

「いつもの彼らのカウンターアタックでは3人全員がお互いを探して、ゴールへの最善のルートを見つけようとする。

サラーがほとんどのゴールを決めているが、彼らは得点をシェアしている。それがうまく機能しているひとつの理由さ。

だが、(オリンピコでの2ndレグでは)突如全員が自分のために最前線にいるように見えた。お互いにパスをしたがっていないように見えたね。

まるで彼らがCLでの得点記録を狙っていて、『俺が最もゴールした男になるんだ』と考えているようだった」

ジーナスは、まだ1試合だけのこととしつつ、ユニットとしてプレーすることが基本だとして利己的な姿勢に警鐘を鳴らしたようだ。

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