土曜日に行われたFAカップ準決勝。チェルシーとトッテナムのロンドン・ダービーは、4-2というスコアで決着を迎えた。
トッテナムはこれによって通算7回目の準決勝敗退となり、まさに「鬼門」と言えるものになった。
ただ、試合内容としてはチェルシーがより少ないチャンスを確実に生かした形であり、トッテナムのポゼッション率は63%に達し、コーナーキックの数に至っては1対11という差だった。
これを受けて、『BBC』の番組に出演していたジャーメイン・ジーナス(元トッテナム)とフランク・ランパード(元チェルシー)はこんな会話をした。
ジーナス:
「トッテナム・ホットスパーはチェルシーよりいいプレーをしていたよ」
ランパード:
「準決勝や決勝で勝つためには、最高のチームである必要はないよ。私はそのことをよく知っている」
ジーナス:
「言ってくれよ。スパーズのほうが良いチームだったって。そのような形で負けたら残念じゃないか?」
ランパード:
「うーん。私なら、自分たちが4-2で負けた後に『良いチームだった』と言われたら残念に思うだろうね」
むしろ負けて慰められる方が悔しい…というランパードのコメントには「さすがチェルシーのレジェンド」との声が上がっているようだ。