トッテナムなどで活躍した元イングランド代表MFジャーメイン・ジーナス(ジェナス)が正式に現役からの引退を発表したと、『BBC』などが伝えている。

2014年夏にQPRを退団して以降、無所属であったジーナスは32歳にして引退することに決めたようだ。

膝の故障から復帰することができなかったという彼は、すでに『BBC Sport』で解説者を務めており、今後も活動を続ける見込みだと思われる。

かつてはスピードとテクニックを兼ね備えたダイナミックなMFとして活躍したジーナス。2002-03シーズンには『PFA young player of the year』に選ばれたほか、2008年にはスパーズでリーグカップ優勝も経験した。

これまでのキャリア通算で400試合以上を戦ってきた彼は『BBC』のラジオでこう述べたという。

ジャーメイン・ジーナス(元イングランド代表MF)

「私は公式に引退した。膝の怪我から復帰するためにベストを尽くそうとした。でも、残念なことに私のキャリアは終わりとなった」

ノッティンガム生まれで地元ノッティンガム・フォレストでデビューしたジーナス。奇しくも彼が現役として最後にプレーした試合は、2014年4月のノッティンガム戦であった。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名