今季ネイマールを失ったバルセロナが破格の移籍金を支払って獲得したフランス代表FWウスマヌ・デンベレ。
だが、加入直後に負傷し、いきなり長期離脱を余儀なくされた。復帰後も調子が上がらず、一時は退団説までささやかれた。
ただ、ここにきてようやく本領を発揮しつつあり、5-1で勝利したビジャレアル戦では2ゴールの活躍を見せた(動画4分25秒~)。
リオネル・メッシとのコンビネーションも明らかに向上しているが、それには理由があったようだ。
『EL PAÍS』によれば、メッシは練習場でコーチであるアスピアス氏とともにデンベレのプレーを注視。
「あの子のスピードを最大限に活かすには、自分はどうすべき?」、「デンベレが近い位置にきた時、自分はどこにいるべき?」、「彼が中央に入ってきた時、自分はニアに行くべきか、ペナルティスポット付近で待つべきか」などと矢継ぎ早にアドバイスを求めていたという。
デンベレを活かすために相手の動きに自分を合わせようとしていたそう。
関係者曰く「彼(メッシ)が悪い選手の動きに興味を示したことは一度もない」とのことで、それだけ評価しているということのようだ。