オーストラリア・Aリーグのパース・グローリーは、「新監督としてトニー・ポポヴィッチ氏を招聘した」と公式発表した。

かつてサンフレッチェ広島で長くプレーしたことで知られるオーストラリア代表DFポポヴィッチ。

引退後は古巣であるシドニーFCとクリスタル・パレスでコーチを務めた後、ウェスタンシドニー・ワンダラーズで初代監督になった。

創設されたばかりのウェスタンシドニーをいきなりレギュラーシーズン優勝に導いたほか、2014年にはAFCチャンピオンズリーグも制覇するなど傑出した結果を残している。

彼は今季開幕直前に突然Aリーグを離れ、トルコのカラビュクスポルの指揮官となっていた。しかしチームの成績は低迷し、ほとんど勝てないまま最下位に沈む。その結果12月に解任され、その後はフリーの状態だった。

パース・グローリーは今季レギュラーシーズンで8位と苦戦し、監督を務めていたケニー・ロウ氏が解任されている。

クラブの立て直しを求められるポポヴィッチ氏は以下のように話し、西オーストラリア州の才能を活かしたいと語った。

トニー・ポポヴィッチ

「パース・グローリーと契約できたことにとても興奮している。大きな可能性を持つクラブを指揮できるというチャンスを楽しみにしている。

西オーストラリア州に存在する素晴らしい若手のタレントとともに働けることにもワクワクしている。

このように才能ある若い選手たちと仕事をする機会を得られるのは素晴らしいことだ」

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