オーストラリア・Aリーグのウェスタンシドニー・ワンダラーズは、「トニー・ポポヴィッチ監督が辞任した」と公式発表した。
Tony Popovic has departed the club: https://t.co/Lu9xYaTL1z #WSW #ThankYouPopa pic.twitter.com/WckJnVQPal
— WS Wanderers FC (@wswanderersfc) 2017年10月1日
トニー・ポポヴィッチ氏は1973年生まれの44歳。1997~2001年にはサンフレッチェ広島で守備の中心として活躍を見せたことで知られる。
引退後は指導者となり、2012年に創設されたばかりのウェスタンシドニーで監督に就任。初年度から準優勝という結果を残し、2014年にはAFCチャンピオンズリーグを制覇することに成功している。
また小野伸二、高萩洋次郎、田中裕介、そして楠神順平と多くの日本人選手も引き入れ、主力として起用していた。
Aリーグは今週末開幕を迎える予定で、ウェスタンシドニーはホームでパース・グローリーとの試合を戦う。
しかしその直前というタイミングで、6年目を迎えたトニー・ポポヴィッチ監督が電撃辞任をすることになったようだ。
発表によれば、ポポヴィッチ監督は海外のチャンスを求めたとのことで、おそらくトルコのカラビュクスポルへと移るのではないかと考えられている。
これまで上海申花など多くのクラブから関心を寄せられてきており、大きな給与も断ってきたと言われるが、このタイミングでトルコを選択したのはなぜなのか…。