『FOX』は14日、「スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、ムニール・アル・ハッダーディのモロッコ代表入りを許可しなかった」と報じた。

ムニール・アル・ハッダーディは1995年生まれの22歳。バルセロナの下部組織で育ち、天才FWとして評価されていた。

2014年に19歳でスペイン代表に選ばれ、ビセンテ・デル・ボスケ監督の下でEURO2016予選のマケドニア戦に出場していた。

しかし彼はその後スペイン代表からは離れており、昨年両親の出身地であるモロッコからの誘いを受けた。

今後招集される可能性が低いという根拠から、モロッコはアル・ハッダーディの国籍変更を申請していたのだ。

だがFIFAはそれを却下。モロッコは諦めずに先月スポーツ仲裁裁判所へと訴え出ていたが、最終的に月曜日の聴聞会でそれを却下したという。

ムニール・アル・ハッダーディは今季アラベスにローン移籍しており、リーガ・エスパニョーラで10ゴール6アシストを決めている。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名