かつてサッカーのリーグ名といえば、イタリアはセリエA、イングランドはプレミアリーグ、スペインはリーガ・エスパニョーラ、ドイツはブンデスリーガといった固有の名詞であった。
時代は過ぎ、ネーミングライツが盛んな現代、リーグ名にスポンサーがつき数年ごとにその名前が変わる…こういった現象は珍しいことではない。そこで今回はリーグ名のスポンサーになっている企業をいくつか紹介しよう。
リーガNOS
収益:14億4000 万ユーロ(およそ1880億円/2015年)
今シーズン、中島翔哉の活躍と共にポルトガルのリーガNOSの名前も多くの人に知られることになった。2015年より同リーグ名を名乗っているが、NOSって何の会社なのだろうか?
答えは通信事業者である。インターネットのプロバイダー、携帯電話網、衛星放送、ケーブルTVなどの事業を手掛けている。
2010年よりポルトガルのリーグ名はリーガ・ゾン・サグレスという名前であったが、このゾンはNOSの名称変更前の会社名である。つまり、長くポルトガルのリーグをスポンサードしている。
その売り上げ規模は日本円にしておよそ1880億円、子会社にNOSシネマ、SPORT TVなどを持つ。